空ヲ撮ル
定年になったら自営業が目標。ぼつぼつ更新。

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糖質制限と私                 
糖質制限を始めてから、もう1か月で1年になる。続かないかと思っていたけど、自分に合っているのだろう。私の生活はこれが普通になってきた。
糖質制限にもいろいろあるが、私の場合は朝・昼に炭水化物を摂らず、夜は少なめに主食を食べる。休日や弁当を出されるときなどは昼でも普通に食べるが、その分夜は制限する。一日のトータルで炭水化物の量を考えている。甘いものも食べるし、夕食が丼や麺類など炭水化物中心の場合もあるけど、気をつけているのは「急に炭水化物や糖分を摂らない」こと。食事なら野菜を先に食べる、おやつなら甘いものの前にチーズやナッツを食べるなど、必ずワンクッションおいてから炭水化物や糖分の摂取をする。だから、我が家にはチーズとナッツは必須。

さて、私が糖質制限にたどり着き、始めた理由はなんなのか。
それは、数年前から『低血糖発作』を起こすようになったことからだ。夕方、仕事帰りに「お腹空いたなあ」と感じた30分後くらいに猛烈な空腹感と眠気・吐き気・むかつきと共に脱力感に襲われ、汗がだらだら流れる。汗は冷や汗の時もあれば暑くて出ることもあったが、とにかくこの状態になるといてもたってもいられない気分になるのに、気が遠くなって歩くのがやっとになる。手持ちのお菓子を食べるが全く足りず、近くのスーパーやコンビニに駆け込んで甘いパンなどを買って食べると落ち着きを取り戻す。これが3か月に一回くらいの頻度で起こった。
仕事が忙しくてご飯を食べてないときがあるからか?と思ったが、そういう日はこんな発作は起きない。お腹が空いて気力がないだけ。

これが『低血糖発作』であることがわかったのが昨年。その前の年、一緒に仕事をしていた人が糖尿病で、朝低血糖になることが増えて午前中に休むようになり、その話を聞いて低血糖を調べてたどり着いた。そこからなぜ私が低血糖に陥るのかを突き止めるまでしばらくかかり、『機能性低血糖』という言葉を知り、やっと自分の状態を表す言葉に出遭ったと確信した。
その言葉を元に主治医に診てもらい、糖尿病の専門医に紹介してもらった。そこで糖負荷検査を行い、私は「血糖値のピークよりインスリンの分泌が遅くなる遅延型」ということがわかった。(普通は、血糖値がピークと同時にインスリンが分泌されて血糖値を下げる)
食後高血糖であることもわかった。ではこの状態をどうすれば改善できるか。その答えが、糖質制限というわけだ。

糖分・糖質は急激に血糖値を上げる。食べなければ血糖値は上がらない。食べても急激に血糖値を上げないためには食物繊維やタンパク質、脂質を先に摂取しておくのがいい。これが「食べ順」である。糖質は摂らなければ血糖値が上がらないが、私は自分の体重・体力の維持にカロリーが少なくなりがちなので、補うために夜だけ炭水化物を食べる。私が低血糖になるのは、食後に血糖値がピークを迎えて下がり始めたころにインスリンが分泌され、血糖値が落ち着いてもインスリンが出続けて血糖値が下がり過ぎることにある。血糖値が上がらなければインスリンは分泌されないから、血糖値の上がりにくい食事をすれば低血糖にはならないというわけだ。

おかげさまで、糖質制限をちゃんと行っていれば低血糖にはならなくなった。たとえ低血糖になっても、夜なら自宅にいるから対処するのもたやすい。低血糖で怖いのは車やバイクの運転中に意識を失うことなので、そのリスクは回避できる。
家にいて、他に食べるものがないのでうっかり食パンだけで昼を済ませたり、たまたま夫の母が甘いお菓子をもって来られたので一緒に食べたりしたら、数時間後に低血糖になってしまったことがある。自分でも因果関係がはっきりわかるから、低血糖を恐れることはなくなった。以前は発作対策にお菓子を持ち歩いていたけど、今はしていない。
体重は変化なし。昼は自分で弁当を作るか、スーパーやコンビニで買うこともあるが、野菜のおかずや肉の揚げ物などが中心。たまにカップ麺で済ませることもあるけど、炭水化物の量が一食に40gを越えないようにし、チーズやナッツを先に食べて血糖値の上昇を抑えるようにしている。

糖質制限って、結構めんどくさい。でも、慣れたら悩むことはない。体質に応じて、必要なら行えばいいと思うけど、ダイエットについてはどうだろう。糖質を摂りすぎる人にとっては、適正体重に落ち着く場合もあるのかな。
糖質制限で体調を崩す人というのは、たいていがカロリー不足からくるそうだ。炭水化物を食べないぶん、しっかりタンパク質を摂らないとカロリーは不足する。野菜はカロリーの桁が違うから、お腹いっぱい食べてもカロリー摂取の足しにはならない。
外出先でどうしても炭水化物を摂るときは、GI値を考えて注文することもある。これはけっこう有効で、パスタはGI値が低いから意外と安心して食べられる。ラーメン屋に行くときは、具の多いものを頼んだり、自由に食べられる卵や漬物を先に食べるようにする。工夫次第でコントロールはできるものだ。

以上、糖質制限の一年を振り返ってみた。
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コーヒーゼリー                 


三男にせがまれて、コーヒーゼリーを作ってみた。
作るといっても、インスタントコーヒーと砂糖とゼラチンをお湯で溶かして混ぜ、型に入れるだけ。料理というほどでもない。
食べられるのは明日かな。
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