成人式おめでとう
2015.01.12 Monday |
長男が今日めでたく成人式を迎えた。
面倒くさがりやの長男だが、行政が行う式典に自ら「行こうかな」と言いだし、スーツを着て出かけた。せっかくなので会場付近まで車で送った。長男は家にいるからこうして送ってやれるけど、次男が成人式を迎えるときはどこにいるかわからないから、成人式のために戻ってこられるかどうかもわからない。
何より、親としても初めての成人式。大人として儀式に参加する姿を直前まで見ていたいとも思う。
会場は私の頃と全く変わらず、あちこちから華やかな着物を着た女の子たちが集まってくる光景も同じ。ただ、私の頃よりも親の姿が多いと感じた。特に夫婦で女の子に付き添う姿を見かけ、どこまでついていくんだろう?会場まで行く気?と不思議だった。
男の子はスーツが多かったけど、ド派手な色の羽織袴姿もいたなあ。会場内はもっと面白かっただろうな。きっとコスプレなんかもいただろう。でも、慣れないスーツ姿で固まって話したり、移動したりしてる男の子は見ていて可愛かった。女の子は晴れ姿に舞い上がってるけれど、男の子はそうでないぶん地が出てるんだろう。
少子化というけれども、今の年代が生まれたころはピークを少し過ぎたくらいで、近所に同じくらいの子どもがたくさんいて、幼稚園に入る前は親の監視のもと駆け回って遊んでいた。どこの幼稚園も人数は十分集まったし、保育園もまだそんなに待機児童に悩まされていなくて、いい時代だったように思う。長男と7歳離れた三男のときは、保育園の待機児童が増え始めてちょっと大変だった。
ゆとり教育の終わりごろの長男たち、先生も危機感があったのかゆとりとは思えないほど宿題を出されたり、居残りしたりとしっかり育てていただいた。これから先、どんな時代を作っていくのか楽しみだ。彼らがよりよい時代を作るためには、親である私たちが土台を作らなくてはね。結婚しやすく子育てもしやすく、なおかつ良い仕事ができてのびのび暮らせる社会を作りたいものだ。