記憶に残る13歳
2014.06.26 Thursday |
先日、三男が13歳の誕生日を迎えた。誕生日は月曜だったので、土日におばあちゃんからお金をもらったり、家族でケーキを食べたりして、すっかりお祝いは終わった気分の誕生日だった。
朝は確かにあったと思う。出勤時に何気なく確認をしていて、異常はなかった。
夕方帰宅したときに気がついた。どう見てもない。今日は公文の日じゃないから、今時間出かけているはずはないんだけどな。
家に入って「ただいまー」というと「おかえりー」と返事をしたのは、間違いなく三男。家に入って聞いてみた。
「ねぇ、自転車どうした?なかったけど?」
「知らん、わからん」
「ないのにいつ気がついた?」
「今日、遊びに行こうと思ったらなかった」
つまり、自宅マンションの駐輪場に停めていた自転車を盗られた、のだ。三男が金曜日に公文へ行き、自転車の鍵を抜き忘れて2日も放置していたことが原因だ。たぶん、ふと見たら自転車に鍵がついたままだったから拝借しちゃえ、と持って行かれたに違いない。警察にはすぐ連絡した。防犯登録をしてあるので、登録した数字の書いてある紙を持って盗難届を出すようにと言われた。ただ移動するためだけに使った可能性も高いので、近所のスーパーやショッピングセンター、公民館、JRの駅も見た方がいいと家族で相談した。
火曜、水曜と三男は近所のスーパーや公民館を見て探したそうだが、自転車はなかった。うちは峠のてっぺんにあり、さらに上に団地がある。ここからJRの駅へ行こうとすると下りばかりだから、駅に自転車がある可能性も大きい。
今日の夕食後、次男が出かけるついでに駅に見に行ってくれた。
帰宅した次男、あっさりと「自転車あったよ」。
やはり、下るためだけに利用して、そのまま放置したのだろう。鍵もついたままだったそうで、自分が乗って行った自転車のワイヤーロックをかけて帰ってきた。
すぐに夫と三男が自転車の回収に出かけ、私は念のため、もう一度警察に連絡。すると、確認のため自転車を見に来るという。
何を見るのかと思ったら、防犯登録の数字を調べて、回収した私たちが本当の持ち主かどうかを確認するのが目的だった。これが、警察に届けたけど自分で見つけ、自分のものだと客観的に証明できなかったら返してもらえないのかな?
なんにせよ、衝撃的な誕生日を迎えた三男でした。