今年の4月に、勤め先で大きな改革があり、部署が異動になったり、人員が大きく入れ替わったりとバタバタだった。最後に、建物内のレイアウト変更をするということで、この連休は移動のある部署や総務は休日出勤で大変だったようだ。私の部署は移動なしとなったので、物が動く程度の予定だった。
ところが、休み明けに出勤すると、私の席が一つ増えていた。
私のいるフロアには建物入り口とは別に受付があるが、私が今まで座っていた席からは、来客があってもまったく見えない。今までは隣の部署の人たちが応対していたのだが、そこの部署は4人いた人が3人異動になり、残った一人はうちの部署内に席を移した。代わりに来た部署はとても忙しく、来客応対まではしていられないらしい。そこで、総務と部長とで相談し、私の席がもう一つ作られたようだ。パソコンも電話も私用にもう一つ。おまけに、連休前からそうだったけど、1階の別の課でも人が少ないので、週に1〜2回は留守番に行く。簡単にいえば部内の便利屋さんというか、雑用係というか・・・。
同じ部とはいえ、やることが全然違うためわからない言葉もあるし、誰に電話を振ったらいいのかわからないことも多々。これでもこの会社に入って1年経ったから、電話の内容もなんとかわかる。何より、回線によって「○○課です」の○○の部分を変えなくちゃならないが、それがとっさに出てこなくてもごもごすることも多い。たいていの相手は支店か上の会社なので、聞き流してくれて助かる。
新しい部署でもできる仕事はしていて前ほど暇ではないが、気を使うから家に帰るとグッタリ。部の人たちには、いろいろ助かってありがたいと言われるが、私じゃなくてもいいんじゃないかと思う。
この前はある支店長に「そこの部署に女子がいたっけ?」と聞かれ、ある支店の次長には「あ、電話間違えました!」と言われ、「いや、電話は間違ってませんよ、私が移動してるだけで・・・」と説明する羽目に。そりゃ、○○課にかけても△△課にかけても××課にかけても私が出るんだから、びっくりされるよねぇ。