小学生の時から結婚して家を出るまで、実家にはずっと鳥がいた。セキセイインコ、文鳥、オカメインコ。どれも1羽飼いででれでれの手乗りだった。
今は手乗りに向けて練習中の中雛2羽がいる。セキセイインコが来て約2か月、慣れてはきたけどまだまだ手乗りには程遠い。機嫌が悪い日は、カゴに手を入れただけでも攻撃してくる。機嫌がいい日は、お腹くらい触っても怒らないんだけども。
2羽いると、性格の違いがものすごくよくわかる。あまりにも面白い姿に見ていて飽きない。2羽飼ってよかったなー、こんなに面白いものだったんだ!と毎日眺めている。
黄×緑のメイはおっとりしているんだけど、かなりの食いしん坊。最近やっと、私が入れる野菜はおいしいとわかって、入れたらすぐに寄ってきて食べる。食べ方が「食い散らかす」タイプなので、あっという間に野菜がなくなる。自分が食べる野菜がなくなると、白×青のジローが食べてる野菜を横取りしに行く。当然ながらジローとけんかになる。
ジローは性格がビビりで、ちょっとした物音で細くなったり、人間が手を入れると脅えて噛みつく。でも音楽が好きで、アニメを見ていて音楽が流れると、一緒にさえずってくれる可愛い面がある。
2羽ともかなりやんちゃで、カゴの中に吊ってあるブランコの留め具をさかさまになりながら齧ったりする。先日、家に帰ったらえらいギャアギャア騒ぐので、見に行くとブランコが落ちていた。留め具はビニールタイとかいう名前の、コードを束ねてあったものの再利用なので、彼らに齧られてビニール部分が取れてしまい、強度が足りなくなったようだ。インコは頭がいいよなー、付け直したらおとなしくなった。
野菜も落としてしまったら「落ちたー落ちたー」と言いたいらしく騒ぎ立てる。拾いに行くと、おとなしくなる。ヒトの使い方がわかってきてるのだろうか。もっと信頼して、懐いてほしいなー。肩や腕にとまるくらいに。