長男・次男が通った公立幼稚園が、今日で閉園になった。
次男が入園するときに近くに私立の認可保育園ができて、一気に入園希望者が減った。そこからどんどん減り続けて、今年度の卒園児は12人。それでも力いっぱいの大きな声で、歌を披露してくれた。
開園から33年、2000人を超える園児を育ててきたんだそうだ。
うちのやんちゃ坊主たちも、ここですごい成長をした。入園時には集団で踊ったり、体操したりする中に入れなかった長男が、運動会の時にはじじばばと両親の前にやってきて、踊りを披露してくれた。ものすごく感動したなあ!育児の中で、一番感動したのはこの時じゃないかと思う。
次男は、幼稚園で自転車に乗れるようになった。毎日一人で練習し、あっという間に乗りこなすようになった。今は毎日15kmの道のりを自転車通学し、部活も自転車三昧。兄と一緒に4年間歩いて通ったことも、彼の体力づくりに役立っていたに違いない。
もちろん、次男が在園中に生まれた三男も、園児としての在籍はなかったけど、2年間通って大きくなった。彼が生まれころには近所に同級生が少なかったから、外遊びはほとんど幼稚園。月1回の園庭開放にも欠かさず参加し、もちろん保護者参加の行事も一緒、私が個人的に参加していたサークルも一緒。次男の卒業から三男が入園できる年まで3年空くので入園はあきらめたが、年がそこまで離れていなかったら間違いなくお世話になったのにな。
閉園式には長男と次男も参加した。取り壊される予定はないが、しばらく使う目的が決まっていない園舎を見て回り、懐かしい記憶を思い出しては話をした。ビワの木に登った話、飼われていたカモの卵を拾った話。当時は高くて届かなかった遊具が今では目の高さより下だったり、昔あった遊具は老朽化して撤去されていたり。
ほかの公立幼稚園も今日卒園式のため、懐かしい先生たちも行事があるのだろう、会えたのは事務の先生と、次男がお世話になった先生だけ。園長先生や、長男の担任の先生にも会いたかったなあ。幼稚園の同窓会なんて聞いたことがないが、できるものならやりたいな。