毎日楽しみに拝見している有名ブログに、今日は
子離れについての記事があった。
私は「子どもは小さくても一人の人間、自分とは違う存在」というポリシーで子育てをしてきた。赤ちゃんで寝てるだけの時も一人前に扱って話しかけた。そのせいか、長男次男は1歳前後から親が手を出すことを嫌がり、自分で選んだ服を着るようになった。幼稚園に通い始めてその話をしたら、「女の子じゃないのに、毎日自分で服をたんすから出して着るの?すごい!」と言われて驚いた。男の子は親が服を出して準備しないと着替えしないものらしい。そうなの?
子どもたちが起こす問題は、幼稚園から小学生の間にいろいろ経験してきた。
自分から起こすものもあれば、人に巻き込まれてもらったものもあり、兄二人だけでずいぶんといろんな経験をさせてもらった。でも基本は子どもが解決していかなくてはならない。社会に出た時、自分で問題を解決していく力をつけるには親が出過ぎないほうがいいと思っているから、冷たいと言われても一歩離れて見て来たつもりだ。
今は三男が持ってくるいろんな問題の対処に振り回される毎日。兄たちの時とはいろんなことが違っていて、親も頭を抱えることが多い。でもありがたいことに、親の手が回らない時には兄たちがフォローをしてくれる。人一倍手のかかる三男だから、目も手もたくさんあったほうがいい。
時々、「私は子どもに手をかけなさすぎているのか?もっと手をかけてやったほうがいいのか?」と悩んだ。でもできないものはできないし、手はかけなくても気持ちはそばにいるつもりでいる。家に帰ってほっとする、困った時はお母さんに話ができる、そんな家であれば大丈夫だと思うから、ぐうたら母でも手抜き母でもいいじゃないか。むしろ、完璧なお母さんがいたら自分で何もしなくなるし、将来のお嫁さんが完璧を求められて困るだろうし。
というわけで、私は子離れをしているというよりも、子どもにさっさと親離れされている気がする。今は私が子どもたちに精神的に支えてもらっている。家族ってそういうもの。お互いに支えあってこそ家族でしょ。