空ヲ撮ル
定年になったら自営業が目標。ぼつぼつ更新。

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言葉にならない。                 
すぐ下の妹の旦那さんが亡くなった。川の事故で、妻と娘が見ている前で流されて見えなくなったとか。幸いにも救助ヘリにすぐ発見されて病院へ搬送されたけど、助からなかった。
それを一番に知らされたのは父で、父は震える声で私に電話してきてくれた。仕事中に電話を聞いた私も動揺して、何をしているのか上の空。

義理の弟にあたる故人は私より年上で、でもまだ40代前半と若かったのに、両親と兄弟と妻子を遺して逝ってしまった。そんなこんなで、あっという間に3日が経ち、お通夜もお葬式も骨拾いも終わった。お骨を連れて帰宅した妹一家に、申し訳ないけど今から次の手続きがたくさん必要であること、まずしなくてはならないことを書類とともに説明した。

そう、私が今就いている仕事は「相続」「税金」「土地建物の資産運用」についての相談業務をする部署の補佐。だから毎日そういう話に接しているのだけど、身内の相続となると気持ちが違う。ファイナンシャルプランナーとして初めての仕事ともいえる相続のお手伝いが、まさか実の妹へのアドバイスになるなんて・・・。

通夜や葬儀の最中、妹が何を考えていたのかはわからない。
でも、いつか必ず自分の身の上にも起こることなんだ、夫が先か私が先か、もしかしたら息子たちの誰かが先かわからないけど、この世に生まれた命は必ず終わりがある。人間に生まれた以上、亡くなったらこういう儀式が必ずあって、送る人は大変な思いをしながら縁のある人にお別れをする場を設けて送ってあげなくちゃいけないんだなって実感した。

人生は何が起こるかわからない。わからないけど、今その時に必要なものを与えられているんだなといつも実感する。私がこんな仕事をしているのも、自分から選んだわけではないのだけど、何かに与えられて導かれてきたのだろう。これからも誰かのお役に立てるよう、がんばらなくてはいけないと思い知らされた。
: 日常 : comments(2) : trackbacks(0) : posted by きぃ :
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Comment








突然のことで大変でしたね。
遺族の方々のご心痛を思うとツライです。(涙)
皆さんにお疲れが出ない事を祈っています。
posted by カズタン : 2013/08/22 2:28 PM :
カズタンさま

ありがとうございます。
私は一緒に暮らしていた人を失った経験がないため、どう支えてやればいいのかわかりませんが、妹の気持ちを思うと涙が出ます。
これから多忙な手続きなどが終わったあと、きっと辛さが押し寄せてくる時が来ると思うのです。
そのとき、すこしでも力になれたら・・・と思っています。
posted by きぃ : 2013/08/24 4:04 PM :
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