空ヲ撮ル
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伝える力2                 
以前購入した「伝える力」(池上彰・著)の続編が店頭に並んでいたので購入した。でも確か、買ったのは昨年の年末ごろだ。なかなか読む時間が取れなかったが、ちょっとずつ読み進めている。八割がた読んだところ。
今回は、昨年起こった東日本大震災のついての報道をベースに説明されている。原発事故などは、専門家が語ると理系の専門用語のオンパレードで、国民には正しい情報として理解されにくい。もっと理解しやすく、キャスターが誘導したり、解説する人をつけたりするべきでは?というような趣旨のことが書かれている、と私は認識した。

2月3月に税務署の手伝いをして、たくさんの納税者と接して思ったことは『法律用語は難解すぎる』。
私は幸いにも、複雑な法律用語を扱う不動産業で働いていたため、読んだだけで意味が理解できることも結構あったけれど、普通のアルバイトは言葉が難しすぎて、納税者に訊かれても答えられない。税務署の職員はその点、納税者にわかりやすく説明する能力を鍛えているので、池上彰さんが提唱する「専門用語をわかりやすく伝える解説者」とはこういう人のことなんだろうなと思った。

税金は国民全員が関わる大事な制度ゆえ、こうしていつでも解説するシステムが作られているのだが、原発事故などは予測されていないため、わかりやすい説明をするシステムも人員もないのだと思う。
だけど、命に係わる大切なことなのだから、もっと危険予測をする必要があるとか、外部に対して広報の説明をする対策がなされていないとか、問題は山積み。
この震災とそれに伴う報道などを参考に、自分の専門分野をどうわかりやすく説明するか、あるいは会社の体質をどう考えるか、というのが今回読んだ「伝える力2」の伝えたいところではないかと思う。
: 興味 : comments(0) : trackbacks(0) : posted by きぃ :
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